柴田よしき

「遥都」

「炎都」シリーズ3作目。 人物関係がごちゃごちゃしてきた。空間と時間の縛りがゆるくて、余計ややこしい・・・。広げるだけ広げて曖昧に終わらせている気もするし。読んでて微妙に消化不良感。

「禍都」

『炎都シリーズ』の2作目。京都だけではなく、舞台が広がる。 ・・・んー、ミーハーな登場人物の出現により、前作とはまた少し違うイメージ。やっぱり私はどうもこの作者の書く女性キャラクターが苦手だなぁ・・・。

「0」

「ゆび」の続きですね。オカルト要素が強まってきた感じもしますが・・・。うーん。あまり怖くないホラー・・・な気がします。

「ゆび」

パニックホラー? 正体不明のなぞの"ゆび"が巻き起こす数々の事件。事態はどんどん加速化・凶悪化・拡大化していき・・・、といった感じです。 中盤まではさくさく読み進めていけて楽しめるんだけど、どうも後半の展開は私の好みではないです。たぶん、感情…

「象牙色の眠り」

んー。この作者、男性の視点の作品の方が好きだなぁ。この作者が書く女性はなんだか生々しすぎて、どうも苦手。読んでて楽しいけど、"女臭すぎる"。・・・あるいみこれは誉め言葉になるのかもしれないけど・・・。既読作品の中では「少女達のいた街」が一番…