shayue2006-04-09

念願の吉野の桜見。
朝来た時点では、下千本が5分咲きといったところでしょうか・・・。
屋台が立ち並んでいて、焼きたての団子やら濡れせんべいやら川魚の塩焼きやら草もちやらをつまみつつ、桜を愛でてのんびりと。
柿の葉寿司を買ってお昼ごはんに。るるぶに載ってたお店を発見できたので、買ってみたのですが、並んでいた地元っぽい人が「ここが一番おいしい。すぐ売り切れになる」と言っているのを聞いてラッキーな気分になったり。できれば一日寝かしてから食べるのが良いようですが、とても美味しかったです♪


吉野って、なかなかに悲劇の場所だったのですね。歴史の表舞台から追われた人たちが、滞在した場所。引き離された場所。
まさか、義経の鎧や弁慶の薙刀を見られるとは。吉水神社にて、特別公開されていたのですが、静御前の衣装なども見る事ができました。ここで山伏の衣装に着替えて陸奥へ落ち延びたのですね・・・。
吉野山 峰の白雪踏み分けて 入りにし人の 跡ぞ悲しき」


後醍醐天皇関連の道具や、太閤開催の大花見の様子なども展示されていて、けっこう宝の山。写真を自由にとれたのも嬉しかった。


一日暖かな陽気だったため、帰るころには山によっては8分咲きといった感じでとても綺麗でした。でも、今度は中千本が満開になるころを狙ってきてみたいです。