「ゲド戦記」

見た人に感想を聞くと、一様に非常に微妙そうな表情になるこの映画。そして、だいたいは、「わかりやすかったよ、うん」とか「あれでいいんじゃないかな」とか、いまひとつなコメントをしてくれる。
見終わって、とりあえず映画館の外に出つつ一言。
「みんなさ、期待しすぎたんだよね」
特集番組も大量に組まれていたし、ものすごく良さそうなイメージがあったと思う。
だからとんでもない感動を与えてくれるんじゃないかと期待してたんじゃないのかなぁ。
実際どうなんだろう。映画としてやるにはちょっと中途半端感があるなぁ・・・。アニメにしちゃえばよかったのにー、なんて。
終末へ進み行く世界。街から街へと旅をしつつ、不安な予感に胸を痛める。
じっくり世界を味わいたいなーと。映像はさすがというところです。面白かったよー。