「悪霊」上下

1ヵ月半かけてようやく読了。図書館から3回も借り直した。
時代は、農奴解放後のロシア。フランスでの革命に影響される、ロシアの文壇、社交場。ロシア正教会
当時の時代背景を知るにはいい作品かと思います。主義が崩壊していく場面に居合わせた人間の心理とか・・・? 
作品としての面白みもありました。場面ごとにこの先どうなるんだろう、と飽きさせない展開もあったかと。だけど、まぁ、1ヶ月半かかったわけですが・・・。
読むきっかけは、「虚無への供物」を同僚に貸したところ、非常に好評で色々と感想を聞かせてくれたのですが、イマイチよく分からず、「虚無への供物」を真に理解するためにはこういった作品を読んだ方がいい、と薦められたのが「悪霊」。あとほかにもいくつかあったけど・・・なんだっけ。