スーザン・クーパー

「樹上の銀」

「闇の戦いシリーズ第4巻」最終巻です。 このシリーズで、闇の誘惑、闇の圧力に負けた人間の描かれ方を見ていると、光の側に立ちつづけていることの難しさというか・・・。光とは厳しいものなのだ、というか・・・。いや、なんというか、キリスト教の臭いが…

「灰色の王」

「闇の戦いシリーズ」第3巻。 歌によって伝えられる鍵。今回はウェールズ地方が舞台です。 金の竪琴入手です。謎解きにしろ敵にしろアイテムにしろ、なんてRPG向きな設定なんでしょう・・・。 しかし、ウェールズ語? 英語とずいぶん違っているみたいですね…

「みどりの妖婆」

「闇の戦いシリーズ」第2巻。 「コーンウォールの聖杯」(闇の戦いシリーズの前の作品)に出てきた兄弟再登場。特別扱いされたい子供が、自分の地位を脅かす存在が出てきたときにどう感じるかっていうのが印象的ですね。 ひどく偏屈だけど、少し悲しい緑の…

「光の六つのしるし」

「闇の戦いシリーズ」第1巻。 イギリスの伝説や神話を元にしたファンタジー。アーサー王伝説と深くかかわっています。 この巻では、光の厳しさが、弱き心をもつ人間にとってどれだけ苦痛になるかというのが印象的でしたね。"しるし"を集めていく過程も楽し…

「コーンウォールの聖杯」

復刊特集ページというサイトがあるのですが、復刊リストを眺めていたらこの本が目につきました。 読んだことがあるような気がする。調べてみると、「やみのたたかい」シリーズとして続きが4冊でているものの、1作目であるこの作品が絶版になってしまってい…