「虚無への供物(下)」

新装版 虚無への供物(上) (講談社文庫)
上巻読んだの5月だよ・・・。
ドグラ・マグラ」「黒死舘殺人事件」「虚無への供物」、国産ミステリの3大奇書といわれているそうです。
残り2冊も未読なのでいつか読もうとは思っています。
この作品は推理小説の墓碑銘とまで言われているようです。初版がでたのが1964年。作中には昭和30年代の陰惨な事件が多数描かれていて、随分と暗い時代だったのだと知りました。
現代物とはあまりに色調が違っているので、異世界ですね。


ここまで完成された作品を読むと今でているミステリが、あまりにも軽いなーと思う・・・。まぁ・・・軽いものが求められているから軽いものがでているのでしょうけど。